その日の事とかいろんなネタとか(同人含む)。
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前に書いていたオリジナル小説をぼちぼち始めたいと思います。
前にも書いた気がしますが、かなり僕の自己満足度の高い話な上に、文章下手&自称誤字脱字常習犯なので、まあ深く読まないで楽に。
(読む人いるのかなぁ...)
誤字脱字文章おかしい等ご指摘いただけると幸いです。
Ancient Memories series Part 1.
・ chapter.0 ……… a prologue
前にも書いた気がしますが、かなり僕の自己満足度の高い話な上に、文章下手&自称誤字脱字常習犯なので、まあ深く読まないで楽に。
(読む人いるのかなぁ...)
誤字脱字文章おかしい等ご指摘いただけると幸いです。
Ancient Memories series Part 1.
Oratrio (仮) the first movement ~"Tribes"~
・ chapter.0 ……… a prologue
Oratrio (仮) the first movement ~”Tribes”~
chapter 0. a prologue
万人に忘れ去られた文字で書かれた、とある古い羊皮紙に、謎の一節が存在する。
”堕ちた象<きさ>は天を求め
昇りし象<きさ>は地を愛でた
全は一を滅ぼさんと欲し
一は全を滅ぼさんと欲す
相反するふたつの意志よ
其方等に 安らぎのときが訪れん事を…”
どの文献を巡ってみても該当する物の無い謎の一節は、発見された当時の考古学会に大きな波紋を与えた。 当然、何かしらの暗号が組まれているのではと解読を試みる学者もいたが、それ以上の進展はついに無く、現在に及ぶ。
その一端。唯一の解読の成果とも言える言葉があるとすれば、
それは “象<きさ>” という言葉。
これは古い神族<アマル>に連なる者達が、今日その数を減らしつつある精霊族<スピル>の総称として現在では使用されなくなった言葉だった。
使用されていた年代は、それが誕生した天地創造期中期より悪魔族<ヘルスト>構成期を経た冷戦期晩期、もしくは統合期初期の頃と言われている。
だがこの頃の文献は、甘美かつ荘厳な美しい神話が多く、『堕ちた』とか『滅ぼす』等の『負』を意味する言葉が使われる事は少ない。
このような短い詩には特に、だ。
それだけで終われば、ただの新発見で終わったのだろうが、その一節が発見された場所に問題があった。
それは、その文献が当時の悪魔族領、鬼王城の皇居の壁の中から発見されたという事。
当初はその発見場所から、当然鬼人<デビル>の歴史の貴重な一端として研究を進められていたが、解読が進むにつれて当時敵対視されていた筈の聖天使族<フェルピンス>にも所縁ある者が書いたものとされ、先ほどの話題につながる。
同じ場所から、これと似た一節が書かれた詩があと2枚。
さらにその部屋を調査するうちに発見された、古く大きな本が一冊。
表紙にはただ一言、タイトルとしてなのか、繊細な文字でこう記されていた。
Oratrio
同名のタイトルを持つ文献は数多く存在する。
どれもその時代の転機を表わす物語を主題とした説話に好んでつけられる題名である。
主に神族<アマル>に関係のある。
それが鬼人<デビル>の王城の隠し部屋から発見されたのだ。
鬼人<デビル>の王城は冷戦期に建てられたものという事は、同種族の文献を見れば分かる。これでこの文献は冷戦期下半期のうちどこかで書かれた物と断定されはしたが、矛盾となるのは当時の時代背景。
悪魔族<ヘルスト>と神族<アマル>・聖天使族<フェルピンス>の対立の時代。
その次の統合期ならば、友好の印として文献を預かるという事も考えられ得る事だが、文中の”象<きさ>”という言葉はその頃には廃れてしまう呼び名である。
後世にもたらされた、という事も考えられたが、このような特殊文字が、いくら友好の印とはいえ、当時の者達がそう簡単に鬼人<デビル>に託すとも思えなかった。
すべての謎は、発見されたこの文献にある。
当然のごとく、学者達も嬉々として解読に取り組んだ。
しかし、どんな魔術がかけられているのか、文字自体がまるで活きているかのように刻々と変化を続けるため、何人にも解読することができない重要文献として今日に至る。
解読する事ができれば、数ある歴史の中でも最古となろう大戦として名高く知られる『神冥戦争』その謎をも解明できるのであろうが……
この古書の語るところは、ある精霊族<スピル>の一端を除いて
未だ誰も知らない。
chapter 0.
万人に忘れ去られた文字で書かれた、とある古い羊皮紙に、謎の一節が存在する。
”堕ちた象<きさ>は天を求め
昇りし象<きさ>は地を愛でた
全は一を滅ぼさんと欲し
一は全を滅ぼさんと欲す
相反するふたつの意志よ
其方等に 安らぎのときが訪れん事を…”
どの文献を巡ってみても該当する物の無い謎の一節は、発見された当時の考古学会に大きな波紋を与えた。 当然、何かしらの暗号が組まれているのではと解読を試みる学者もいたが、それ以上の進展はついに無く、現在に及ぶ。
その一端。唯一の解読の成果とも言える言葉があるとすれば、
それは “象<きさ>” という言葉。
これは古い神族<アマル>に連なる者達が、今日その数を減らしつつある精霊族<スピル>の総称として現在では使用されなくなった言葉だった。
使用されていた年代は、それが誕生した天地創造期中期より悪魔族<ヘルスト>構成期を経た冷戦期晩期、もしくは統合期初期の頃と言われている。
だがこの頃の文献は、甘美かつ荘厳な美しい神話が多く、『堕ちた』とか『滅ぼす』等の『負』を意味する言葉が使われる事は少ない。
このような短い詩には特に、だ。
それだけで終われば、ただの新発見で終わったのだろうが、その一節が発見された場所に問題があった。
それは、その文献が当時の悪魔族領、鬼王城の皇居の壁の中から発見されたという事。
当初はその発見場所から、当然鬼人<デビル>の歴史の貴重な一端として研究を進められていたが、解読が進むにつれて当時敵対視されていた筈の聖天使族<フェルピンス>にも所縁ある者が書いたものとされ、先ほどの話題につながる。
同じ場所から、これと似た一節が書かれた詩があと2枚。
さらにその部屋を調査するうちに発見された、古く大きな本が一冊。
表紙にはただ一言、タイトルとしてなのか、繊細な文字でこう記されていた。
同名のタイトルを持つ文献は数多く存在する。
どれもその時代の転機を表わす物語を主題とした説話に好んでつけられる題名である。
主に神族<アマル>に関係のある。
それが鬼人<デビル>の王城の隠し部屋から発見されたのだ。
鬼人<デビル>の王城は冷戦期に建てられたものという事は、同種族の文献を見れば分かる。これでこの文献は冷戦期下半期のうちどこかで書かれた物と断定されはしたが、矛盾となるのは当時の時代背景。
悪魔族<ヘルスト>と神族<アマル>・聖天使族<フェルピンス>の対立の時代。
その次の統合期ならば、友好の印として文献を預かるという事も考えられ得る事だが、文中の”象<きさ>”という言葉はその頃には廃れてしまう呼び名である。
後世にもたらされた、という事も考えられたが、このような特殊文字が、いくら友好の印とはいえ、当時の者達がそう簡単に鬼人<デビル>に託すとも思えなかった。
すべての謎は、発見されたこの文献にある。
当然のごとく、学者達も嬉々として解読に取り組んだ。
しかし、どんな魔術がかけられているのか、文字自体がまるで活きているかのように刻々と変化を続けるため、何人にも解読することができない重要文献として今日に至る。
解読する事ができれば、数ある歴史の中でも最古となろう大戦として名高く知られる『神冥戦争』その謎をも解明できるのであろうが……
この古書の語るところは、ある精霊族<スピル>の一端を除いて
未だ誰も知らない。
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プロフィール
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龍羽
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性別:
非公開
趣味:
ラクガキ、ゲーム、etc...
自己紹介:
昭和の道産子。
自称誤字脱字常習犯。
オリジナル小説・イラストを主に掲載していきたいです。
サイトでは、テイルズ(TOS、TOA、TOV)・ゼル伝・銀魂などを取り扱ってます。
時々パラレルとか描いたりして楽しんでみたり。
とにかく亀のような更新速度ですがよろしくお願い致します。
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